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前回の記事で、発達障害は「生きづらさ」で、叱るんじゃなくて工夫で対応できるってお伝えしました。
→【記事1】発達障害は『生きづらさ』|叱るより工夫で子どもが変わる理由
「じゃあ、何を工夫すればいいの?」って思いますよね。
その答えは、まず「子どもが何に困っているのか」に気づくことから始まります。
実は、ママが困っていることって、子ども本人が一番困っていることなんです。
今日は、子どもからのSOSに気づくための、具体的なチェックリストをお伝えしますね。
子どもも、すごく困ってるんです
「どうしてできないの?」「なんで何回言ってもわからないの?」
そう思うこと、ありますよね。
でも、ママが困っていることって、実は子ども本人が一番困っていることなんです。
まだ小さくて、子ども自身は「困ってる」って自覚がないかもしれません。
でも、心の中では、こんなふうに思っているかもしれないんです:
- 「どうしてぼくは、うまくできないのかな」
- 「なんで何回も怒られちゃうのかな」
- 「ママを怒らせたくないのに…」
子どもは、「助けて」「困ってます」って言葉で伝えられないんですよね。
だから、ママのほうから、気づいてあげる。
それだけで、子どもはすごく救われるんです。
気になる言動=子どもからのメッセージ
子どもの気になる言動って、実は「ここを助けてほしい」っていうメッセージなんです。
つまずいてること、困ってること。
それが、サポートのヒントになります。
焦らなくて大丈夫。
いろいろ想像しながら、その子の気持ちに少しずつ近づいていけばいいんです。
そして、こうした気づきって、いつもそばにいるママだからこそ、見つけられることなんですよ。
具体的な観察ポイント(チェックリスト)
じゃあ、具体的にどんなところを見ればいいんでしょうか。
日常生活の中で、よくある「気になる言動」をチェックリストにしました。
いくつ当てはまるか、チェックしてみてくださいね。
朝の支度
- □ なかなか着替えない、パジャマのまま
- □ 忘れ物が多い
- □ 「早くして」と言っても動かない
- □ 同じことを何度も言わないとやらない
- □ 時間の感覚がなくて、ダラダラしちゃう
食事
- □ 偏食が激しい(特定のものしか食べない)
- □ 食べるのにすごく時間がかかる
- □ 食事中に席を立っちゃう
- □ 食べこぼしが多い
- □ 食感や見た目を気にする
遊び・集団
- □ お友達とのトラブルが多い
- □ 順番を待てない
- □ 勝ち負けにこだわって、負けると大泣き
- □ ひとり遊びが多い
- □ 切り替えが苦手(遊びをやめられない)
感覚
- □ 音や光に敏感で、耳をふさいだり目をそらす
- □ 触られるのを嫌がる
- □ 服のタグやチクチクを嫌がる
- □ 逆に、痛みに鈍感
- □ 匂いに敏感(給食が食べられない等)
コミュニケーション
- □ 目が合いにくい
- □ 言葉の遅れがある
- □ 一方的に話す、会話のキャッチボールが難しい
- □ 冗談や比喩が通じない
- □ 場の空気が読めない
いくつ当てはまりましたか?
たくさん当てはまったからって、焦らないでくださいね。
すぐに「発達障害だ」って決めつける必要は全然ありません。
大切なのは、「この子は、どんなことに困っているのかな?」って気づくことなんです。
気になる行動を記録しておくと、「いつ・どこで・何が苦手か」が見えてきます。
チェック項目付きの観察ノートなら、忙しいママでも続けやすいですよ。
記録を続けることで、パターンが見えて、対応もしやすくなります。
完璧に書こうとしなくて大丈夫。気づいたときに、ちょこっとメモする程度でOKです。
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早めに気づけると、こんないいことが
その子の苦手なこと、がんばってるのにうまくいかないこと。
早めに気づいてあげられると、すごくいいことがあるんです。
叱られ続けたり、失敗し続けたりすると、子どもは自信をなくしちゃいますよね(大人も同じです)。
でも、早めに気づいて、ちょっとした工夫をしてあげると:
- 子どもの不安が減る
- うれしい記憶が増える
- 小さな「できた!」が自信になる
- 本来もってる力を発揮できる
こんなプラスのサイクルが生まれるんです。
「もっと早く気づいてあげれば…」って思う必要はないですよ。
今、気づけた。それだけで十分です。
何に困っているのか、想像してみる
ちょっと想像してみてください。
初めての場所にひとりで行かなきゃいけないとき、どうですか?
その場所をよく知ってる友達と一緒なら、道中も楽しいし、スムーズに着けますよね。
地図やナビアプリがあれば、ひとりでも安心して行けます。
でも、友達もいない、地図もスマホもない状態で、知らない場所に行くって想像してみてください。
不安じゃないですか?目的地にたどり着くの、大変ですよね。
発達障害の特性をもつ子どもって、毎日これと同じような不安を感じてるんです。
でも:
- そばにアドバイスしてくれる人がいる
- その子に合う工夫がある
- ちょっとした配慮がある
こうした「生活の工夫」があると、日常のいろんなことが自分でできるようになります。
そして、子ども本人も安心して過ごせるんです。
工夫の仕方は、百人いれば、百通りあります。
まずは、毎日のことを振り返ってみて、その子がどんなことにつまずいたり、困ったりしてるのか。
よく観察することから始めてみませんか。
観察してパターンが分かったら、生活リズムを「見える化」してあげるのも効果的です。
「次に何をするか分からない」っていう不安を減らすには、スケジュールボードが便利なんです。
時間の流れが目で見えると、子どもも安心して行動できますよ。
朝の準備がスムーズになって、ママのストレスも減ります。
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まとめ
- ママが困ってること=子どもが困ってること
- 気になる言動は、子どもからの「助けて」のメッセージ
- チェックリストで、何に困ってるか観察してみよう
- 早めに気づけると、不安が減って自信につながる
- 百人いれば百通りの工夫がある
「気づき」が、「生活の工夫」を見つける第一歩です。
次の記事では、具体的な工夫の見つけ方を4ステップでお伝えしますね。
朝の支度の実例もあるので、「明日からやってみよう」って思えるはずです。
焦らなくて大丈夫。一緒に、少しずつ見つけていきましょう。

