「子ども服の収納どうしてる?」手放すより“誰かに渡す”でラクになれた話

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「子ども服が増えて収納がパンパン」「でも、捨てるのはもったいない」
そんなふうに感じているママ、きっと多いですよね。私もそのひとりでした。

2人の子どもを育てる中で、サイズアウトした服がどんどん増えていって……。
でもただ「捨てる」だけでは、心の整理がつかなくて。
そんな私が見つけたのは、“誰かに渡す”という新しい選択肢でした。


5年分の子ども服、捨てられなかった理由

わが家には5歳と1歳の兄弟がいます。
長男の服を「次男にも着せるかも」と思って、2歳ごろから季節ごとに約10着ずつとっておいたんです。

  • 春夏秋冬 × 約10着 × 4年分=かなりの量
  • 押し入れや収納ケースは、子ども服でパンパン
  • 他の物を片づけたくても入らない

でも、それだけじゃなくて――
洋服って、思い出そのものなんですよね。

「このとき、これ着てたよね」
「初めてのお出かけのとき、あの服だったな」
そんな記憶が服と一緒によみがえってくる。だから、ゴミ袋に入れることができなかったんです。


メルカリに出してみたら、気持ちが軽くなった

長男は洋服をあまり汚さないタイプで、きれいな状態のままサイズアウトすることが多くて。
それで、「捨てるよりも、誰かに着てもらえたら嬉しいな」と思ったんです。

でも、まわりに譲れるような子どもはいなくて。
ちょうどその頃、メルカリが流行っていたので、試しに1着だけ出してみました。

すると――

その日のうちに売れたんです。

しかも、購入してくれた方から

「想像通りの可愛いお洋服でした。着せるのが楽しみです」

というメッセージまで届いて。

嬉しかったのは「売れたこと」よりも、
「自分の子の思い出の服が、また誰かの思い出になる」こと。

あぁ、この服はゴミにならなかった。
またどこかで、小さな誰かを包んでくれるんだと思ったら、
じわっと胸があたたかくなりました。


思い出の手放し方:写真に残せば、記憶は消えない

それでも、手放すときに迷いがある方もいると思います。
私も、しばらくはそうでした。

だからおすすめしたいのが、「写真に残す」という方法です。

「最後にもう一度着てもらって、写真を撮る」
そうすれば、記憶も残るし、ふとした時に見返すこともできます。

そしてそのあとで、大切にしてきたお洋服を“誰かに譲る”
そうすることで、その服はまた、新しい家族の中で大切な存在になってくれます。


「捨てなきゃ」じゃなくて、「つなぐ」方法もある

子ども服の整理って、思ったより心が動くもの。
ただ片づけるだけじゃなくて、「思い出」との向き合い方でもあるんですよね。

もし今、手放すことに迷っていたり、収納に悩んでいたら、
“捨てる”以外の方法があることを、ぜひ思い出してみてください。

  • メルカリで売る
  • 近くのママ友に譲る
  • 子ども服リユースのイベントに参加する
  • 寄付という形もある

思い出ごとつながっていくと考えたら、少しだけ心が軽くなるかもしれません。


メルカリで子ども服を出品するときのコツ3つ

もし「やってみようかな」と思った方に向けて、私が感じた出品のポイントを3つ紹介します。

① 写真は明るく&2〜3枚は用意

  • 自然光の当たる場所で撮る
  • 平置きやハンガー掛けで全体が見えるように
  • ワンポイントやタグなどのアップ写真もあると◎

② 商品説明はていねいに

  • 「サイズ100、身長95cmのときぴったり」など具体的に
  • 着用回数、汚れの有無、洗濯済みかどうかも書くと安心されやすい
  • 発送方法や梱包も一言あると好印象

③ 出品タイミングは“季節を先取り”

  • 春物は1〜2月、夏物は3〜4月に出すと売れやすい
  • 同じサイズ・季節の服をセット売りするのも人気

いざやってみると、意外とカンタン。
「また誰かに着てもらえる」っていう循環が嬉しくて、手放すことがポジティブな体験になりました。

さいごに:ママたちへ伝えたいこと

収納スペースも気持ちのスペースも、パンパンになっていませんか?

子ども服には、たくさんの思い出が詰まっています。
だから、捨てるのがつらいのは当たり前です。

でも、その思い出の服が、また誰かの大切な時間を作ってくれるなら、
それってとても素敵なことだと思いませんか?

「捨てなきゃ」じゃなくて、「つなごう」
そんなふうに考えてみると、子育ての荷物が少し軽くなるかもしれません。


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