モノと時間を見直すことで、家族にも自分にもやさしい暮らしに。
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はじめに:片づけても片づかない…その理由は?
毎日、家事や育児に追われながら「片づけたい」「もっとスッキリ暮らしたい」と思っているのに、なかなか実現できない…。そんなふうに感じたことはありませんか?
私自身、二人の子どもを育てながら働く中で、家の中がどんどんモノで溢れ、探し物に時間を取られる日々を過ごしていました。
「またアレが見つからない…」「もっと早く準備したかったのに…」
そんな小さなストレスが積もりに積もって、心にも余裕がなくなっていたんです。
でもあるとき、「モノの持ち方」と「家事の流れ(=導線)」を見直すことで、驚くほど暮らしが楽になりました。
この記事では、忙しいママでもすぐに実践できる【断捨離×家事導線】の工夫をご紹介します。モノと時間を整えることで、家族にも自分にもやさしくなれるヒントになれば嬉しいです。
モノが多いと「探し物」に時間が奪われる
子育て家庭には、どうしてもモノが増えがち。
洋服、おもちゃ、プリント類、文具…一つひとつは小さくても、気づけば「どこに何があるのかわからない」状態に。
特に朝の忙しい時間に、「あれがない!」「出かけるのに靴が見つからない!」とバタバタすること、ありませんか?
実際に私も、こんな状態でした
- 朝は毎日プリント探し
- 鍵が見つからず玄関でイライラ
- 子どもの保育園グッズが行方不明
- 気づけば3セットも同じスプーンがある…
探し物に費やしている時間って、実は1日平均20分以上とも言われています。
それって、年間で約120時間…!なんと丸5日分も“探し物”に使っている計算に。
これを少しでも減らすには、やっぱり「モノを減らす」ことが一番の近道です。
断捨離=“手放す”ことで、時間も心も取り戻す
断捨離って聞くと、「ストイックに捨てるもの」と思われがち。でも本質は、「自分に必要なものを選び取ること」です。
私が意識したのは次の3つ。
● 1年使っていないものは手放す
子ども服・使っていないキッチングッズ・昔の書類…見直すと意外と多い!
● 代用できるものは1つに絞る
「使いやすい菜箸があるなら、予備は1本で十分」など。
● 「今の自分」にとって必要かを基準にする
「また使うかも」ではなく、「今の自分が使ってるか」で判断。
家事導線を見直すと、毎日の動きがラクになる
モノを減らしても、家事がバタつく…それは“導線”が合っていないかもしれません。
導線とは、家事や育児の動線のこと。
たとえば…
- おむつ替えのたびに別の部屋に取りに行く
- 洗濯物を2階まで取りに行って、1階で干す
- 朝の準備道具がバラバラの場所にある
こんな小さなズレが、日々の時間と労力を奪っていきます。
【体験談】「動線を意識した収納」で朝のイライラ激減!
私が変えたのは、朝の準備スペース。
ビフォー:
- 洋服は2階、保育園グッズは階段下収納、靴下は洗面所
➡ 朝の時間に家中を行ったり来たり
アフター:
- 子ども2人分の「おしたくBOX」をリビングと玄関に設置
➡ 着替え・持ち物・帽子・靴下が1か所に
これだけで、朝の準備時間が10分短縮!
子どもも「自分でできる!」と嬉しそうに準備するようになりました。
ママがご機嫌でいるための“仕組み”をつくる
「探し物をしない生活」「家事がスムーズに回る暮らし」は、
ママがイライラしない仕組み=“心のゆとり”をつくってくれます。
私自身、導線とモノを見直すことで、子どもに怒る回数がぐっと減りました。
「家が片づくと、心も穏やかになる」
「ママがご機嫌だと、家族みんなが笑ってる」
そんな“ちょっといい循環”が生まれます。
まずはここから!忙しいママでもできる小さな一歩
最後に、いきなり大がかりな断捨離はハードルが高いという方へ。
まずはこの3ステップでOKです。
①「探してる時間が長い場所」を1つだけ見直す
例:子ども用品の収納・カギ・リモコン・保険証 など
② 使っていないものを“引き出し1つ分だけ”処分してみる
捨てるよりも「人に譲る」「メルカリ」でもOK!
③ よく使うモノは“よく使う場所”に移動する
収納場所の「使う人基準」で動かすのがコツ!
おわりに:自分にも家族にもやさしくなれる暮らしへ
「断捨離=手放すこと」「導線=動きやすさ」
どちらも、忙しいママにとっては“心と時間を守る手段”だと私は思っています。
全部を完璧にやろうとしなくていい。
でも少しだけ見直すことで、驚くほど暮らしが変わります。
いろねさんの毎日が、ちょっとでもラクに、あたたかくなりますように。
その第一歩を一緒に踏み出せたらうれしいです。
ダイヤモンド社 人生を変える断捨離 やましたひでこ
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